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論文

アクチノイドの溶液内複合反応研究と微少量分析法開発

大内 和希

放射化学, (49), p.3 - 7, 2024/03

本記事では、溶液内反応の基礎研究として、ウランの酸化状態の変化に伴う析出反応の解明とイオン液体-有機混合溶媒中のウラン(IV)塩化物の電気化学的挙動について紹介する。また、微少量試料の定量分析法への応用的研究として、マイクロ化学チップやポリアクリルアミドゲル電気泳動を用いるアクチノイドの分離手法の開発について紹介する。

論文

キャピラリー電気泳動-レーザー励起蛍光検出法による放射性試料中ランタノイド及びアクチノイドイオンの定量法

原賀 智子; 齋藤 伸吾*

分析化学, 70(12), p.671 - 679, 2021/12

放射性試料に含まれるランタノイド(Ln)イオンやアクチノイド(An)イオンの総量を簡便・迅速・安全に分析する手法として、キャピラリー電気泳動-レーザー励起蛍光検出法(CE-LIF)を用いた分析法を開発した。本論文では、CE-LIFで機能するLn及びAnイオン検出用蛍光プローブを開発し、プローブ錯体の効率的なCE分離のための動的三元錯体平衡反応を導入した例を紹介する。アミノカルボン酸錯形成部位と蛍光団及び両部位を接続するスペーサーから成る数種のプローブ分子の中で、Ln及びAnイオンを検出可能なものを探索し、使用済核燃料中Ndイオン検出、Am-Cmイオン間分離検出及び実放射性試料中UO$$_{2}$$$$^{2+}$$の特異的検出に成功した例について詳細に説明する。

論文

Purification of anionic fluorescent probes through precise fraction collection with a two-point detection system using multiple-stacking preparative capillary transient isotachophoresis

原賀 智子; 辻村 大翔*; 宮内 さおり*; 上村 拓也*; 渋川 雅美*; 齋藤 伸吾*

Electrophoresis, 41(13-14), p.1152 - 1159, 2020/07

 被引用回数:7 パーセンタイル:44.04(Biochemical Research Methods)

アクチノイド等の分析に必要な蛍光性試薬(陰イオン性蛍光プローブ)を高純度化するための技術を開発した。微小サンプルの分析に用いられるキャピラリー電気泳動法のうち、検出点を複数個所有する過渡的等速電気泳動法を開発し、キャピラリー中の泳動速度を泳動毎に正確に算出することにより、分取のタイミングを調整し、目的の成分のみを精確に分取する手法を確立した。これにより、分析に必要な試薬に含まれる不純物を除去し、95$$sim$$99%の高純度化に成功した。

論文

非定常電気泳動とEPMAによるコンクリート中の塩化物イオン拡散係数の迅速測定

荻野 正貴*; 大脇 英司*; 白瀬 光泰*; 中山 雅

コンクリート工学年次論文集(DVD-ROM), 39(1), p.703 - 708, 2017/07

塩化物イオンの拡散係数はコンクリートの耐久性を評価する重要な指標であるが、耐久性の高いコンクリートは物質透過抵抗性に優れるため、測定に時間を要する。われわれは非定常の電気泳動操作にEPMAを組み合わせた迅速法について検討した。浸入した塩化物イオンについて、浸入範囲と濃度分布を求め、塩化物イオンの分布から電気泳動が主たる輸送機構ではないと判断される浸入範囲を除外し、Nernst-Planckの式により拡散係数を求めた。この拡散係数は、塩水浸せき試験により得られる値とほぼ同等である。従来の試験と比較し、試験期間を1$$sim$$2割程度に短縮できる可能性があることが確認できた。

論文

Comparative radiation tolerance based on the induction of DNA double-strand breaks in Tobacco BY-2 cells and CHO-K1 cells irradiated with $$gamma$$ rays

横田 裕一郎; 鹿園 直哉; 田中 淳; 長谷 純宏; 舟山 知夫; 和田 成一; 井上 雅好*

Radiation Research, 163(5), p.520 - 525, 2005/05

 被引用回数:20 パーセンタイル:50.54(Biology)

一般的に高等植物は哺乳動物よりも放射線に強い。高等植物の放射線耐性機構を探索するために、タバコBY-2細胞及びその対照としてチャイニーズハムスターCHO-K1細胞に$$gamma$$線を照射し、パルスフィールドゲル電気泳動法によりDNA2本鎖切断(DSB)を定量した。タバコBY-2細胞におけるDSB生成量(2.0$$pm$$0.1DSBs Gbp$$^{-1}$$Gy$$^{-1}$$)はCHO-K1細胞のわずか1/3であり、一方で、平均致死線量の$$gamma$$線照射による細胞あたりのDSB生成量は、タバコBY-2細胞(263.2$$pm$$13.2)ではCHO-K1細胞より5倍多かった。これらの結果は、タバコBY-2細胞で認められた放射線耐性の原因として、DNA損傷が少ないばかりでなく、DNA損傷が効果的に修復されることを示唆している。

論文

Visualization of DNA damage and its repair process in ${it Deinococcus radiodurans}$ by pulsed-field gel electrophoresis

菊地 正博; 鳴海 一成; 小林 泰彦

JAERI-Conf 2002-005, P. 185, 2002/03

放射線抵抗性細菌デイノコッカス・ラジオデュランスの最大の特徴は、放射線照射によって生じた100箇所を越えるDNA2本鎖切断を完全に修復できることであるが、パルスフィールドゲル電気泳動(PFGE)を用いることによって、この修復過程を可視化して捉えることができる。デイノコッカス・ラジオデュランスでは、放射線照射によって誘導されるタンパク質がDNA2本鎖切断修復に必須であることがわかっているが、PFGEによって、修復酵素の誘導に必要な時間とDNA修復の完了に必要な時間を区別して推定することが可能である。解析によって、修復完了時間のみならず、修復酵素誘導時間も、照射線量に依存していることが明らかになった。このように、PFGEはDNA損傷とその修復過程を解析するための強力なツールである。

論文

$$gamma$$線照射による牛伝染性鼻気管炎ウイルスの不活化

野々宮 孝*; 伊藤 均; 山城 富男*; 石垣 功; 堤 孝正*

食品照射, 25(1-2), p.83 - 88, 1990/00

輸入畜産物の消毒はホルマリンガス、EOガス、次亜塩素酸ソーダ及びNaOH等で行われているが、殺菌効果に問題がある。放射線殺菌は細菌類及び糸状菌に有効なことが知られているがウィルスについてはデータが不十分である。ここではDNA型の牛伝染性鼻気管炎ウィルス(IBR)の放射線不活化効果の検討を行った。その結果、室温での照射では血清中のD$$_{10}$$値は1.1~1.2kGy、調整培地中で1.3~1.4kGyとなり、ドライアイス凍結では血清中で3.4~3.6、調整培地で3.9kGyとなった。電気泳動による血清蛋白質の分画像は室温照射の2kGy以下ではアルブミン分画と$$alpha$$$$beta$$及び$$gamma$$分画の4峰が認められた。しかし4kGy以上では分画像は2峰に減少する傾向が認められた。ところが、ドライアイス凍結では30kGyまで照射してもアルブミン分画と$$alpha$$$$beta$$及び$$gamma$$分画の4峰が認められ、血清成分の変成は認められなかった。

口頭

非定常状態の電気泳動試験へのEPMAの適用によるコンクリートの拡散係数の測定方法

荻野 正貴*; 大脇 英司*; 白瀬 光泰*; 中山 雅

no journal, , 

コンクリートの塩化物イオン(Cl$$^{-}$$)の拡散係数の迅速測定法として、JSCE-G571が規準化されている。これは、Cl$$^{-}$$を電気泳動で輸送しコンクリートを貫通したCl$$^{-}$$の量から定常状態での拡散係数を算出する手法である。しかし、われわれの経験では、拡散係数が1$$times$$10$$^{-13}$$m$$^{2}$$/s未満の場合、測定に1年以上を要することがある。より迅速に算出する方法としてNT BUILD 492があり、電気泳動でCl-が輸送されコンクリートを貫通する前に、Cl$$^{-}$$の浸入深さを硝酸銀の沈殿反応から測定し、非定常状態での拡散係数を算出する。しかし、普通ポルトランドセメント以外に適用する場合、沈殿反応を生じるときのCl$$^{-}$$-の濃度を予め得る必要がある。そこで、われわれはコンクリートの結合材の種類によらず拡散係数を最長3ヶ月で求められる測定方法を考案した。Nernst-Planckの式に基づいて電気泳動で輸送された全Clの分布を予想した式と、全Clの濃度分布のうち電気泳動で輸送された範囲を抽出したものとを回帰分析して拡散係数を算出した。JSCE-G571によって得た実測値と比較し、同等であることを確認した。

口頭

ゲル電気泳動法を基盤とするフミン酸結合型アクチノイドイオンの分子量分布評価

原賀 智子; 丸茂 和樹*; 斉藤 拓巳*; 渋川 雅美*; 齋藤 伸吾*

no journal, , 

フミン酸(HA)は環境中に普遍的に存在する不定形の有機高分子であり、環境中の有害重金属や放射性金属イオンと錯形成し、保持媒体となることによってこれらの動態を制御している。そのため、土壌や河川の環境評価や放射性廃棄物処分の安全評価において、HAによる金属イオンの保持挙動の解明が重要である。本研究では、アクチノイド(An)のうち、UO$$_{2}$$$$^{2+}$$, Pu$$^{4+}$$, NpO$$_{2}$$$$^{2+}$$, Cm$$^{3+}$$を対象として、ゲル電気泳動法を基盤とする新しい分析法を開発し、複雑な混合物であるHAにおいてAnイオンが強く結合する分子量成分を特定することに成功した。本研究により、UO$$_{2}$$$$^{2+}$$は2kDa程度の低分子量帯に、NpO$$_{2}$$$$^{2+}$$は10kDa程度の中分子量帯に、Pu$$^{4+}$$は主に30-40kDa程度の高分子量帯に、Cm$$^{3+}$$は50kDaを超える高分子量帯に分布し、Anイオンの種類によって分布するHAの分子量帯が異なることを明らかにした。Anイオンは、分布するHAの分子量帯によって、環境中での拡散等の挙動が大きく異なる可能性があることから、Anイオンの種類によってHAによる保持挙動が異なることが示唆された。

口頭

MCCCE法を用いたリチウム-7濃縮技術開発(電場分布を考慮した模擬平板型流路内の数値シミュレーション)

堀口 直樹

no journal, , 

本発表では、マルチチャンネル向流電気泳動(MCCCE)法を用いたリチウム(Li)-7濃縮技術のための数値シミュレーションの概要について説明する。具体的には、数値流体力学コードTPFITと商用電場解析ソフトウェアを元にした数値シミュレーション手法と、MCCCE法を用いたLi-7濃縮試験装置の単一チャンネル内のLiイオン挙動の数値シミュレーション結果について説明する。

口頭

アクチノイドの溶液内複合反応研究と微少量分析法開発

大内 和希

no journal, , 

本発表では、溶液内反応の基礎研究として、ウランの酸化状態の変化に伴う析出反応の解明とイオン液体-有機混合溶媒中のウラン(IV)塩化物の電気化学的挙動について述べる。また、微少量試料の定量分析法への応用的研究として、マイクロ化学チップやポリアクリルアミドゲル電気泳動を用いるアクチノイドの分離手法の開発について述べる。

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